X2 試乗 BMWの新しい“偶数モデル”の提案をどう理解する?
掲載 更新 carview! 文:山田 弘樹/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:山田 弘樹/写真:篠原 晃一
日本仕様のX2は「18i」となる1.5リッター直列3気筒直噴ターボと(140ps/220Nm)、「20i」となる2リッター直列4気筒直噴ターボ(192ps/280Nm)の2種類のエンジンが設定され、フロントに横置き搭載する(本国仕様には、2種類のディーゼルエンジンが存在)。
駆動方式はそれぞれにFFの「sDrive」と、X1同様FWDをベースとした4輪駆動「xDrive」があり、「xDrive」はフルタイムとしながらも基本は主に前輪を駆動させて走り、これがスリップしたときに後輪へトルクを多く配分するオンデマンドタイプの4WDとなっている。そしてグレード設定としては、スタンダード・モデルと「M Sport X」がある。
今回試乗したのは20i xDriveの「M Sport X」。そしてこの“X”が、重要なキーワードになるとボクは感じたのであった。なぜならその意味は、“EXTREME(エクストリーム)”のエックスだったのだ。つまりウインタースポーツで言えばスノボやスキー、ストリート系で言えばスケボーやBMX、泥んこ系だとモトクロス(バイクは積めないか)といった、過激なスポーツとイメージをシンクロさせる、タフギア的な意味あいを、BMWはこの“X”に込めているというのである。
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